【うる星やつら】①石紛粘土でラムちゃんの自作フィギュアを作ってみた◆下絵・パーツ分割編◆

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今回は、2022年にアニメでリメイクされた「うる星やつら」のラムちゃんのフィギュアを作っていこうと思います。

ラムちゃんは「萌え」の原点のような作品であり、また特に持てる男子でもないのにハーレム状態、という最初の系譜のような作品でもあるように思います。

昔から大好きな作品でもあるので、丁寧に作っていきたいですね。

前回は、「初作品!初心者が「斉木楠雄のΨ難」の斉木君の自作フィギュアを石紛粘土で作ってみた!◆原型制作と小物着色から完成◆」でした。

初作品!初心者が「斉木楠雄のΨ難」の斉木君の自作フィギュアを石紛粘土で作ってみた!◆原型制作と小物着色から完成◆初作品!初心者が「斉木楠雄のΨ難」の斉木君の自作フィギュアを石紛粘土で作ってみた!◆原型制作と小物着色から完成◆

自作フィギュアの元となる下絵・画像を用意する

うる星やつらラムちゃんのフィギュア作りのための下絵
うる星やつらラムちゃんのフィギュア作りのための下絵

フィギュアを作る前に、検索画像を参考にラフスケッチします。

何の参考材料もなしにフィギュア作っていける人はなかなかいないと思います笑

慣れてくればスケッチしなくても、好きな画像のスクリーンショットなどでも良いと思います。

イラストは描けるにこしたことはないとは思いますが、フィギュアづくりには絶対的に必要なスキルではないようです。

イラストが描けない人でも造形がうまい人もいれば、イラストが描ける人でも造形が苦手な人はいますが、どちらかのスキルを上げていけば、もう片方のスキルもアップするような気はいたします。

自作フィギュア粘土形成で使用する材料

石紛粘土(LaDoll)

LaDollラドールの石粉粘土・アルミワイヤー・サンドペーパー・強力マグネット
LaDollラドールの石粉粘土・アルミワイヤー・サンドペーパー・強力マグネット
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今回のフィギュアづくりにはラドールシリーズの中でも、きめが細かいけれども重さがあるという位置づけで、最も人気の高いのピンク色のパッケージのものを使用しています。

100円ショップの石紛粘土に比べると、手触りも良く滑らかできめ細かく、細かい造形しやすいのが分かります。

思い通りに作れる部分も大きいので、石粉粘土で細かい描写の作品を作るなら赤いラベルのラドールがおすすめです。

手指などの細い部分の造形は数分で乾いてしまうため、納得できる造形ができるまで水で乾くのを遅らせるか、ある程度造形して、乾いた後に削ったり盛ったりして形を整える必要があります。

強度はチョーク程度であまり強くはなく、少し手が当たったり、作業中に数センチの高さから落としたら割れてしまうこともあります。

それでもコストパフォーマンスが良いので、石粉粘土でフィギュアを作りたい方におすすめです。

アルミワイヤー

いつもは体の芯に使用しますが、今回は粘土の細い部分を支えるために使用しています。

0.8~1ミリのものを使用しています。(実際はもっと太いものの方が良かったです。)

ステンレス製や真鍮製、鉄製のものは曲げにくく固いので、軽くて形状記憶しやすいアルミワイヤーを使います。

ミニマグネット

分割して作るフィギュアの組み立てを楽にするために使用しています。

分割したパーツに磁石をつけることで、パーツが落ちにくく、ワイヤーで固定する必要がなくなります。

ラムちゃんでは、足の付け根、腕、頭部に使用しました。

セリアにあるものは6ミリですが、フィギュアには大きい部分には6ミリ、小さい部分には3ミリのものを使用しました。

埋め込みに非常に手間がかかるため本当に必要なパーツに付けると良いです。

サンドペーパー(400番手以上)

粘土が固まった後にサンドペーパーで凹凸を滑らかにしたり、形成修正するために使用しています。

耐水ペーパーセットであれば水がかかっても破れず、番手がそろっているので、やすりがけから表面仕上げまでをカバーできます。

普通の紙のサンドペーパーよりも長持ちします。

目詰まりしてきたら歯ブラシで落としたり水で洗い流すことで、再利用することができます。

パーツ分けを意識して形成する

ラムちゃんはトラ縞模様のビキニとロングブーツですので、身体の作りのバランスが非常に大事なのと、肌部分は極力凸凹の少ない仕上がりを意識したいところです。

自作フィギュアを作るための、頭、胴体・手足のパーツ別にを石粉粘土で作る。
自作フィギュアを作るための、頭、胴体・手足のパーツ別にを石粉粘土で作る。

フィギュアを最初に作ったときはほとんど分割せずに作っていましたが、今回は、頭、胴体、手、足(髪)を主に分割しました。

今回作るフィギュアは三角座りのようなポーズなので、身体のパーツ全体がかなり接近している状態なので、分割しないで作ると細部まで作りこみにくくなってしまいます。

造形面でもそうですが、着色段階で色が塗りやすくなるように意識して分割していきます。

足の付け根部分のみ磁石を入れてみる

自作フィギュアを作るための、頭、胴体・手足・髪のパーツを石粉粘土で磁石も付けて形を整える。
頭、胴体・手足・髪のパーツを石粉粘土で磁石も付けて形を整える。

足の付け根部分のみ、100円ショップセリアで購入してきた6ミリの磁石を入れて、着脱が楽になるようにしてみました。

初めての作業になるため、何度も磁石がはがれることがあり、非常に苦労しました。(作業途中の写真を撮る余裕もなかったです…)

腕は石粉粘土の特性上ぽっきり折れたので( ;∀;)、折れた部分にアルミワイヤーで仮固定できるようにしました。

ざっくりと自作フィギュア全体の仕上がりイメージができる

バラバラだったパーツを組み合わせると、全体の仕上がりイメージが出来ました。

髪型はまだぼんやりしていて、かなり粗削りです。

【うる星やつら】石粉粘土で作るラムちゃんの自作フィギュア原型途中。
ラムちゃんの大体の形ができました。
【うる星やつら】石粉粘土で作るラムちゃんの自作フィギュア原型途中。真横。
横から見た感じ。石粉粘土でかなり粗削りですが、やすりをかけると光沢も出ます。

現在は組んでみるとざっくりとこんな感じです。かなりラムちゃんらしくなってきました。

ここから髪をどうしていくのかが課題です。

ラムちゃんの本来の髪はかなりのボリューム感・・・どうしよう(;´・ω・)

後ろ髪のまとまり感の処理と、形を整えること、細い髪は粘土が折れてしまったので、ワイヤーでつなげていこうかと思います。

続きは「【うる星やつら】②石紛粘土でラムちゃんの自作フィギュアを作ってみた!◆髪型編1◆」です。

【うる星やつら】②石紛粘土でラムちゃんの自作フィギュアを作ってみた!◆髪型編1◆【うる星やつら】②石紛粘土でラムちゃんの自作フィギュアを作ってみた!◆髪型編1◆

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記事を書いた人:うりねこ

50代から突然、粘土でのフィギュア作りにハマる。アニメなどの登場キャラクターなどを様々な種類の粘土で作りながら試行錯誤中。制作過程をサイトやYouTubeで発信している。猫と一緒に住んでいる。

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