うる星やつらのラムちゃんの自作フィギュア5では台座制作と細かい調整をして粘土の原型を完成させます。
台座制作をして、粘土の原型全体完成までの動画です♪
前回は髪の作り直し編でした。

フィギュアを作っている段階で、台座をどうしようかと思いつつここまで来てしまいました。
かなり台座をどうするかで悩んでいましたが、星の上にちょこんと乗るラムちゃんにしていこうと思います。
もくじ
台座は地球らしき星を作る

アルミホイルを丸めて、周りを粘土で覆って丸めて固めます。
まん丸にはせず、建てられるように底面とフィギュアを乗せる上面も平らにしておきます。
薄く伸ばした粘土をランダムにカットして地形を貼り付けていきます。

地形の部分はほとんど見えなくなるため、適当に貼っていきました。
雲を作る

くるっと巻いたパーツをいくつか作って、丸いパーツをランダムに乗せて、水をつけた筆で境界を滑らかにしていきます。


リアルっぽくしたいところでしたが、筋斗雲みたいなのがいくつかできました笑
地球らしき星の周りに雲を巻き付けていく


地球とのバランスを考えると、雲が大きすぎた気がしますが、気にせずこのまま進めます笑
全体のシルエットを意識して星や月などををデコレーションする


台座の下の方を安定させるようにパーツをくっつけていき、横から見ると台形のようなシルエットにします。
台形のようにすることで、全体的な安定感と、フィギュアが映えるような気がします。(と思いたい)
ワイヤーでフィギュアを固定する

ちょっと失礼して笑お尻の方にピンバイスで穴を開けていきます。


フィギュアを座らせる場所にワイヤー2本分をボンドで付けて立てて、フィギュアを差して固定できるようにします。

台座完成です♪
台座とフィギュア原型完成♪
紆余曲折ありながらもどうにか粘土の原型が完成しました!
パーツ分割で非常に時間がかかったのと、髪を一度作り直したりもしたので、いつの間にか3か月ほど時が過ぎてしまいました…。







途中で髪を作り直したことで、かなりのボリュームアップ、そして大きな流れを作ったことで、髪が主体となるようなラムちゃんのフィギュアとなりました。
以前作った細い髪の部分はほとんど折れてしまったので、ワイヤーを入れて外側の髪は作り直しました。
ワイヤーを入れると粘土がまんべんなく付きにくく、自然な曲線にもなりにくくなってしまい、以前作った時のような繊細な髪は残念ながら再現できませんでした。
ワイヤーを使う髪はとても難しいです。
髪についてはまだまだ改良の余地はありますし、作るたびにもっと良くしていけるように思います。
使用した材料・道具
石粉粘土
細かい造形を目指すならパジコラドールの石紛粘土がおすすめです。
乾燥すると純白な石膏のような仕上がりになるのも魅力の一つで、着色しない前提で作るのもおすすめです。
アルミワイヤー
細い部分はもろく割れやすいので、ワイヤーの芯を入れることで、石粉粘土の強度を保つことができます。
人体の芯材だけでなく、細い髪部分にも使用したので、案外たくさん必要でした。
他にもパーツを分ける際に位置合わせに使用したり、台座とフィギュアを固定するためにも使いました。
アルミワイヤーは軽くて曲げやすく、とても使いやすいですが、あまりグニャグニャと曲げ続けると金属疲労で切れやすい素材です。
身体の芯材としては太さ2ミリ程度の方がしっかりポーズが固定できるので良いです。
ステンレススパチュラ
精密系のスパチュラがあるだけで、細かい粘土造形の質が格段にアップします。
造形に適した粘土の質も大切ですが、思い通りの造形を目指すなら、ステンレス製のスパチュラのセットは欠かせません。
ピンバイスドリル
1mmや1.5mm単体のピンバイスも使いますが、グリップがしっかり回せるタイプで、0.5mm~3mmまで対応できるセットがあるとかなり便利です♪
石紛粘土以外の樹脂系粘土や、プラスチックやレジンなどにも対応できるし、普通のDIY工具としても使えます(^^♪
次回は着色編で、ラムちゃんの自作フィギュアはようやく完成です♪