【軽量樹脂粘土】プリザーブドフラワー風のバラBOXの作り方

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

普段はフィギュアを作っていますが、母の日に合わせてプリザーブドフラワー風?ソープフラワー風?のバラを敷き詰めたBOXを作ってみました。

薔薇の似合うキャラクターなど、花をモチーフにした台座を作ることもあるかもしれませんし、普通に贈り物にしても良いですよね。

軽量樹脂粘土で作るバラBOXの製作動画

動画【軽量樹脂粘土】プリザーブドフラワー風美しいバラBOXを作ってみた!

バラBOXの製作工程を動画でサクッとご覧いただけます。

花のモチーフは見た目が綺麗な割に、初心者の方でも作りやすいです。

必要な材料はほぼ軽量樹脂粘土のみで、家にある材料を使えばコスパ最強です。

粘土に慣れることや、いきなりフィギュアとか難しそうで作れそうにないものに挑戦するよりは、お花を作ることで粘土に慣れるきっかけにしていただいても良と思います。

軽量樹脂粘土で作るバラBOXを作るのに必要な材料・道具

バラBOXを作るのに必要な材料です。

軽量樹脂粘土以外は意外とご家庭にある身近にあるもので代用して作れると思います。

小物入れなどの箱

箱

今回はセリアで小物入れを購入してきました。

ご家庭にあるものでは、可愛いお菓子の箱、贈り物の箱、使わなくなった小物ケースなど利用できると思います。

あまり箱が大きいと、バラをたくさん作ることになるので、5センチ程度の深さで、箱の幅は10~15センチ程度で良いでしょう。

段ボール箱に模様の入った色紙などを貼って作ってみるのも楽しいかもしれません。

軽量樹脂粘土(カラー&白)

軽量樹脂粘土

カラーの軽量樹脂粘土はノーブランドで、白い軽量樹脂粘土はダイソーのものを使っています。

メーカーによって大きく質が異なる感じはあまりないですが、日本製のものはなめらかで伸びが良い感じがします。

白い粘土には、水彩絵の具、アクリル絵の具を混ぜることで粘土に着色することができます。

粘土は軽量樹脂粘土以外でも薄く伸ばせるものなら何でも良いと思います。(紙で作る方法もあるくらいなので)

粘土の種類によっては後から着色が必要なものもあります。

時短で作るなら、粘土に直接色を混ぜて作れる軽量樹脂粘土、もしくは樹脂粘土がおすすめです。

スポンジ

材料
created by Rinker
セガワモデリング(Segawa Modeling)
¥1,464 (2025/03/21 14:02:30時点 Amazon調べ-詳細)

私が使用したのは模型用のスポンジがあったのでそれを厚さ2cm程度にカットして使用しています。

スポンジはワイヤー芯を刺して固定できればなんでも良いと思います。

メラミンスポンジや発泡スチロールでも良いですね。

透明クリアホルダーB5サイズ

created by Rinker
PLUS(プラス)
¥621 (2025/03/21 14:02:30時点 Amazon調べ-詳細)

透明クリアホルダーは普段様々な書類をまとめられる便利な事務用品です。

クリアホルダーの中に粘土を挟んでロール棒で均等に伸ばすことにも役立てられます。

粘土版を使用してもうまく剥がれないことが多く、クリアファイルの上で粘土を伸ばせばきれいにはがすことができます。

バラの花びらをクリアファイルの上で作っています。(動画、画像ではA6サイズを使用)

木工用ボンド

created by Rinker
コニシ(KONISHI)
¥667 (2025/03/21 14:02:31時点 Amazon調べ-詳細)

木工用ボンド、手芸用ボンドは樹脂系で乾くと透明になるので、使いやすいです。

即乾燥できるものだと、早く作業が進むので、忙しい合間に作る方にも向いています。

バラの花びらの接着(乾いている場合)やバラとワイヤーの接着、装飾パールやリボンの接着に使用しました。

造花用ワイヤー(アルミワイヤーでも可)

created by Rinker
日本紐釦貿易(Nippon Chuko)
¥388 (2025/03/21 14:02:31時点 Amazon調べ-詳細)

今回は緑色の造花用ワイヤーを使用しました。(アルミワイヤーでも良かったです)

ワイヤーが緑色になっているのでお花の芯材には使い易いです。

その他、好みでリボンやパールなど

サテンリボン

サテンリボンは半光沢で華やかさのあるリボンです。

バラBOXでは全体のまとまり感が出ると思うので、おすすめです。

4ミリ、6ミリ、8ミリ、の穴なしパール500個以上入ったセットです。

優しい光沢のあるパールはアクセントとして利用しました。

使ったのはほんの少しなので、白い粘土を丸めて使ってもパッと見た印象は変わらないかもです笑

リボンもパールもあれば良いという程度で、代用できるものもがあれば使ってみてください。

1・あらかじめ必要なカラー粘土を調色しておく

粘土を練る

軽量樹脂粘土のカラー粘土と白い粘土を混ぜ合わせて最初に作っておきます。

淡いピンク、淡いオレンジピンク、ワイン系の赤色、白、モスグリーン系の葉っぱの5色分です。

軽量樹脂粘土は乾くと少し色が濃くなります。

粘土で練っている色で「薄いかな?」と思うくらいで丁度よい色になります。

調色した粘土は、乾燥しないようにzip袋に入れて保管します。

2・5㎝ほどの長さのワイヤーをカットして20本程度用意する

ワイヤーをカット

花の芯は5㎝程度を20本くらい、葉っぱの芯は7㎝程度15本程度あれば良いでしょう。

3・ワイヤーの先端に花の芯を作る

花の芯
花の芯

花用5㎝ワイヤーの先端に2〜3㎝程度の幅で、花の芯の粘土を作ります。

つぼみを細らせたようなしずく形で、先端を尖らせます。

花の芯を作ったら、花びらを作っていきます。

4・クリアファイルに花びらとなる粘土を伸ばしながら並べる

クリアファイル
粘土を指で伸ばす
クリアファイル全体に粘土を敷き詰める

粘土は2.5㎝〜4㎝程度の大きさで20枚前後、丸みのある四角形になるように指で薄く伸ばしていきます。

軽量粘土を使うときは乾燥しないようにZIP袋から少量ずつこまめに出しながら使います。

軽量粘土は一度乾いてしまうと練り直したり、形を整えることができなくなるので、使わない粘土は直前まで固まらないように注意します。

A6サイズのクリアファイルが埋まる程度のざっくり感笑

粘土ローラーも使っていません笑

参考枚数の目安(本当に特に決まりはありません)

・2.5㎝10枚
・3㎝5枚
・3.5㎝5枚
・4㎝3枚など

同じ大きさのバラを作りたい場合は枚数を同じにすると良いですね。

大きな花を作りたい場合は枚数を増やしたり、花びらの大きさそのものを大きくします。

5・花の芯に小さい粘土から巻きつけていく

花芯に粘土を巻き付ける
花の芯に粘土を巻き付ける
粘土を巻いていく

粘土の表面がさらっとして半分乾いたら花を作っていきます。

コツとしては花びらの先端の高さをなるべく水平になるよう合わせて粘土を巻き付けていきます。

粘土はクリアファイルにくっついていた面を外側にして貼っていくと、見た目が綺麗になります。

四角形の角の方が上の方にになるように貼っていきます。

つぼみのような状態になったら花びらの隙間を少しずつ空けるようにして貼っていきます。

隙間を空けながら粘土を貼っていく
隙間を空けながら粘土を貼っていく
隙間を空けながら粘土を貼っていく
隙間を空けながら粘土を貼っていく

花びらを貼り終えたら花びらを外側に向けて調整します。

半乾きで貼るのが便利ですが、完全に乾いてから落ち着いてボンドで貼ることも可能です。

箱に詰めるので、外から見えない部分は気にせずに作業します。

6・葉っぱを作る

葉っぱ
葉っぱ
葉っぱ

クリアファイルに葉の形を作り、ヘラで葉脈の溝を描いていきます。

乾かないうちにはみ出すくらいに描くと少しリアリティのある葉っぱになります。

葉っぱ
葉っぱ

今回は作っても外からは見えないので、バラの葉はあまり作りませんでした。

花よりも下の位置に付けるので、下に埋もれてしまいます。

7・装飾用の葉っぱを作る

バラの葉っぱを作るのはあまり効果的ではなかったので、装飾用の植物を作ることにします。

装飾植物用にワイヤーを7cm程度にカットして、ワイヤーの表面に粘土を薄く巻き付けます。

ワイヤーに粘土を巻き付ける

粘土を巻き付ける理由は後から葉っぱを付けやすくするためです。

装飾用葉っぱづくり
装飾用葉っぱづくり
装飾用葉っぱづくり

上の方から3枚葉っぱを付けて、下にも葉っぱをランダムに付けていきます。

四葉のクローバーも何本か作ります。

四葉のクローバー
四葉のクローバー
葉っぱ素材完成

乾燥させたら2種類の葉っぱを束ねたものを3束分作ります。

葉っぱ素材を束ねる

8・箱に装飾していく

花とワイヤーをボンドで固定

ワイヤーと花をボンドで突き抜けてこないように固定して乾燥させておきます。

葉っぱの束を配置

葉を束ねたものを箱からはみ出て見えるようにして3箇所に配置します。

花を隙間なく敷き詰める
花を隙間なく敷き詰める

スポンジに花を刺して箱全体に作ったバラを敷き詰めていきます。

華やかになって完成形が見えてきました。

パールを付ける

葉っぱにボンドをつけて、ピンセットでパールを装飾します。

ボンドは乾くと透明になります。

9・リボンを作る

リボンはわざわざ作らなくても綺麗なリボンがあれば買ってくるのが楽です笑

リボン
リボン

リボンの輪を作り中央でクロスさせます。

リボン

中心をワイヤーをからめてでねじってリボンの中心部分を絞ります。

リボンをお好きな長さにカットします。

リボンはかなり長めにしても映えると思います。

リボン

ワイヤーを隠すようにして、リボンを巻いてポンドで固定します。

リボン
完成

乾いたらリボンを飾って完成です♪

10完成♪

軽量樹脂粘土のバラBOX完成
軽量樹脂粘土のバラBOX完成

軽量樹脂粘土のバラBOX完成
画面いっぱいに撮影

初心者でも案外綺麗に作れるバラ

やや雑ですがそれなりに上手く作れたように思います。

バラは簡単に言ってしまえば、粘土を一枚一枚貼り合わせていくだけなので、造形の技術がなくても慣れれば綺麗に作れるモチーフの一つだと思います。

フィギュア以外にも難易度の低めの小物系の作り方なども紹介していければよいと思います。

【呪術廻戦】①七海健人の自作フィギュアをスカルピー粘土で作ってみた!◆材料・ラフスケッチ・身体造形・顔造形編◆

【呪術廻戦】①七海健人の自作フィギュアをスカルピー粘土で作ってみた!◆材料・ラフスケッチ・身体造形・顔造形編◆【呪術廻戦】①七海健人の自作フィギュアをスカルピー粘土で作ってみた!◆材料・ラフスケッチ・身体造形・顔造形編◆
Picture of 記事を書いた人:うりねこ

記事を書いた人:うりねこ

50代から突然、粘土でのフィギュア作りにハマる。アニメなどの登場キャラクターなどを様々な種類の粘土で作りながら試行錯誤中。制作過程をサイトやYouTubeで発信している。猫と一緒に住んでいる。

上部へスクロール