【呪術廻戦】③七海健人の自作フィギュアをスカルピー粘土で作ってみた!◆粘土原型・台座完成編◆

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

呪術廻戦の七海健人ことナナミンの自作フィギュアをスカルピー粘土での作り方パート3を紹介しています。

今回は粘土原型・台座完成編です。

【呪術廻戦】②七海健人の自作フィギュアをスカルピー粘土で作ってみた!◆パンツ・シャツ・髪の作り方編◆【呪術廻戦】②七海健人の自作フィギュアをスカルピー粘土で作ってみた!◆パンツ・シャツ・髪の作り方編◆

動画(呪術呪術廻戦の七海健人の粘土原型・台座完成編)

動画【呪術廻戦】③七海建人の自作フィギュアを作ってみた!◆原型完成編・台座・ジャケット・服・髪編◆

原型完成までの工程を動画でサクッとご覧いただけます。(ジャケット・装飾品・髪修正・台座・エフェクト制作)

ジャケット制作

まず、袖に薄く延ばした粘土を貼りつけて、しわを付けてヒートガンで温めて固めます。

袖のしわを付けていく
ひじのしわを付ける
ヒートガンでスカルピー粘土を硬化させる

ジャケットの袖部分から粘土を貼っていき袖口を作ります。

スパチュラの中腹部分を粘土に当てて、脇下や肘の内側を中心にしわの溝を作ります。(筆の柄も使えます)

サスペンダーも付けて、ヒートガンで固めます。

ジャケットの本体?を作っていきます。

ジャケットを作るため粘土を薄く伸ばしてカットする
ジャケット用に作った粘土をフィギュアに付ける
ジャケットを3枚の粘土で貼り合わせて作る

薄く延ばした大きめの粘土を身体のサイズにある程度合わせてカットします。

前側に2枚、背中側に1枚を着せるようにして貼り合わせます。

肩の部分は下地にくっつけますが、脇から下はひらつかせるために本体にはくっつけないようにします。

ジャケット用に貼った粘土を合わせて、下からプラスチック棒を入れ、上からヘラで押さえて粘土の境界をなくす。
貼り合わせたジャケットの粘土の裾をハサミでカットする
粘土でジャケットの形状を作る

粘土のつなぎ目は下から丸い棒、上からスパチュラで粘土を挟んで上から押さえて境界が見えなくなるように貼り合わせます。

粘土を貼り合わせたら、ジャケットの丈サイズにハサミでカットします。

今思えば、粘土が重なって厚くなった部分もきれいにしておけば良かったですね。

ジャケットが良い感じにできたところで、粘土を変形させてなびかせていきます。

粘土で作ったジャケットを、なびかせるために手で持ち上げる
持ち上げたジャケットの粘土を変形させていく
変形させたジャケットの粘土を固定できるように付けられる部分には付ける

スカルピー粘土でやっていいものか分かりませんが、粘土を曲げて風になびいているように変形させます。

この薄さで割れたり折れたりしないか心配ではありますが、失敗してから考えよう笑(マントではないのできっと大丈夫)

ジャケットの肩下は後ろ方向へ曲げて、ジャンプして着地するような体制(のつもり)なので、さらに上方向に曲げていきます。

ジャケットの曲線が自然に見えるよう調整します。

変形させたジャケットの粘土を固定できるように付けられる部分には付ける
粘土のジャケットがすぐに垂れてこないことを確認
変形させた粘土のジャケットが完成

身体に付けられる部分はそで下や背中などにくっつけてしまい、なびかせた状態で粘土が垂れてこないようにします。

形が決まったら130度のオーブンで15分間加熱して、固めることにします。

オーブンの加熱終了後、まだ熱い状態でフィギュアを出して、どこかに当ててしまい、ヒビが入ってしまいました。

スカルピー粘土が硬化するのは温度が下がる時です。

仕上がりが気になるからといって出してしまうのはやめましょう笑

スカルピー粘土をオーブンで焼いた直後にひび割れさせてしまう

ひび割れはしっかりと硬化するのを待って、粘土を盛って修正していきます。

やや薄いと思われる部分や、凸凹した部分や小さな傷なども粘土を薄く延ばして、表面を滑らかにします。

フィギュアのジャケット部分を粘土で補修
フィギュアの装飾物を貼っていく
フィギュアの装飾物を貼っていく

ジャケットの襟を作り、ポケットやボタンなどの装飾もします。

フィギュアのネクタイを粘土で付けていく
粘土で作ったネクタイ部分を上の方に曲げたままヒートガンで固める

ジャケットが終了したらネクタイを作って、上になびかせるようにしたままヒートガンで固めます。

ネクタイこそ薄い粘土で作ったので、ワイヤーか何かを入れるべきだと後から思いました笑

作業中に折れた髪型の修正と最後の仕上げ作業

折れてしまった髪を粘土で補修
折れてしまった髪を粘土で補修、髪の追加
折れてしまった髪を粘土で補修、髪の追加

作業途中で以前作った髪の先端がかなり折れてしまいました。

スカルピー粘土の強度はあまり強くないことが分かったし、髪を作るのはやはり最後ですかね。

折れた個所を目立たなくする修正と、髪の量を増やしました。

粘土をいったん固めた後に、上から粘土を盛っていく場合、かなり付きが悪く、溶剤を使っても難しかったです。

折れてしまった髪を粘土で補修、髪の追加
フィギュアの髪を整える最終作業
自作フィギュアの原形完成

それでもどうにか折れた個所が見えなくなるようにして、さらに髪を増やしました。

とりあえず、ナナミンの粘土原型は完成です。

石粉粘土と木製板で台座を作る

フィギュア本体ができたところで、台座を作ります。

とりあえずラドールの青ラベルの石粉粘土を使って台を作り、フィギュアで穴を作りました。

ラドールプレミックスの軽量石紛粘土
以前作りかけた台座を変更する
一度作った石紛粘土の台座を一旦バラバラにする

台座は最初は石粉粘土のみで作ろうと考えていましたが、しょぼくて良い感じにならなかったのと、フィギュアを支えるのに強度不足なので、解体して作り直すことにしました。

木の板にフィギュアを固定する箇所にあらかじめドリルで穴をあけておきます。

比較的やわらかい粘土に、水とボンドを混ぜた液を入れてこねる
木の板の上に、作り直した粘土を貼り付けていく
木の板全体に薄く粘土をまぶして平らにしていく

バラバラにした粘土をさらに手で砕いて、比較的柔らかい部分の粘土を容器に入れます。

水とボンドを混ぜて作った薄め液をパックに入れた粘土と混ぜて練り合わせます。

柔らかくなった粘土に固まった粘土をざっくりと混ぜて、木の板にまんべんなく盛っていきます。

荒々しく硬い地面のようになり、良い雰囲気の土台になりました。

残った粘土は岩石風に固めて、オブジェのように台座に乗せる
台座に粘土やワイヤーを追加して、フィギュアを固定できるようにする

残った粘土は、岩石というか瓦礫風に固めておき、台座にランダムに乗せます。

穴部分をフィギュアを固定できるようにして、乾燥させます。

石粉粘土でエフェクトパーツを作る

フィギュアと台座を作った時点で、完成かな、と思いましたが、遊びのつもりでエフェクトパーツを作ってみることにしました。

石紛粘土でエフェクトを作る
石紛粘土でエフェクトを作る

石粉粘土を指で伸ばして地面のエフェクトにします。

なんだか微妙な感じは否めませんが、イラストでもエフェクトを描く機会が少ないため、あまりイメージできません。

そう、イメージできないものや、頭にインプットできていないものは立体物を作ることができないのです!(強く言いたい)

3Dプリンター(持ってないけど)だって、あらゆる角度からスキャンしないと立体物のコピーは作れないのです。

立体物が作れるのはある程度才能の部分があるかもしれませんが、お手本をしっかり見る観察力を磨くことで、作ることができます。

失敗したエフェクトパーツ集

何も観察材料もなしで作るエフェクトパーツは謎の生物のようになりました笑

何回か作り直しているうちにゲシュタルト崩壊してくるので、謎の物体になってきます笑

エフェクト制作失敗(とにかくぐちゃぐちゃ)
エフェクト制作失敗(ヒトデのようになる)
エフェクト制作失敗(謎の軟体生物風)
エフェクト制作失敗(何かの骨っぽい)

エフェクト作りに数時間かけて、本当によく分からなくなった時点で、ようやく資料を探すということを思いつきます。

資料を見て作ったのがこちら、サンゴのようになりましたが、疲れてしまったので少しマシなこちらを採用します笑

エフェクト完成

仕上がり具合に疲れが表れています笑

着色段階でエフェクトっぽくならなければ、無しにしてもいいかな、という感じです。

サングラスを顔に合わせて作る

自作フィギュアで意外と大変なのが、メガネやサングラスという小物。

少し大きさや位置が良くないと、キャラクターらしく見えなくなるので、微調整は重要です。

フィギュアに付けるサングラスをパーツから作る
サングラスをフィギュアにはめて位置調節
サングラスをフィギュアにはめて位置調節

微調整がかなり難しく、加熱すると顔に合わなくなって、盛ったり削ったりしているうちに、真っ二つに割れてしまいました笑

動画にも写真もありませんが、0.3ミリのワイヤーをメガネのような形にして、その上から粘土を盛って、作りました。

レンズ部分はオレンジ系UVレジンを使っています。

サングラスだけで3時間以上…奥が深い。

自作フィギュアの原形、台座、エフェクト完成

台座もしっかり乾いたところで、全パーツを合わせてようやく原型完成です。

粘土原型・台座完成!

粘土原型完成です。

ビデオ撮影のスクリーンショットではなく、写真撮影したものなので、クリアです。

【呪術廻戦】七海健人の自作フィギュア原形完成 後ろから撮影

【呪術廻戦】七海健人の自作フィギュア原形完成 右前から撮影

【呪術廻戦】七海健人の自作フィギュア原形完成 右後ろから撮影

写真を撮ってみると、粗がよく目立ちます。

着色前にやすりがけなどして、表面を直しました。

とはいえ、全体的にはバランスが大きく崩れることなく、躍動感も出せたので、良かったです。

気になるところはたくさんありますが、改善していけると思います。

パート3のまとめ

1・ジャケットを袖から作りしわを付けて固める。
2・大きくのばした粘土を体型に合わせてカットし、貼り合わせていく。
3・躍動感を出すためジャケットを変形させて風になびかせた形にする。
4・ジャケットのヒビや傷、凹凸など表面を修正する。
5・ボタン類、ポケットなど装飾していく。
6・石粉粘土と木の板で台座を作る。
7・失敗しながらもエフェクトを作る。
8・サングラスを作る。
9・粘土原型完成。

次回は【呪術廻戦】③七海健人の自作フィギュアを作ってみた◆着色完成編◆です。

【呪術廻戦】④七海健人の自作フィギュアをスカルピー粘土で作ってみた!◆着色完成編◆【呪術廻戦】④七海健人の自作フィギュアをスカルピー粘土で作ってみた!◆着色完成編◆
Picture of 記事を書いた人:うりねこ

記事を書いた人:うりねこ

50代から突然、粘土でのフィギュア作りにハマる。アニメなどの登場キャラクターなどを様々な種類の粘土で作りながら試行錯誤中。制作過程をサイトやYouTubeで発信している。猫と一緒に住んでいる。

上部へスクロール