【うる星やつら】⑥石粉粘土でラムちゃんの自作フィギュア作ってみた!◆着色・完成編◆

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うる星やつらのラムちゃんのフィギュアの着色をして完成までの工程をお伝えしていきます。

毎日製作していたわけではないのですが、気が付けば着色まで3か月以上かかってしまいました…。

着色編の動画

塗装作業工程を動画にしています♪写真などで分かりにくい部分もチェックいただけると思います。

着色で使用する塗料・道具

今回塗装で用意した主な材料や道具を紹介していきます。

全てをそろえる必要はないと思いますが、足りないものもあるかもしれませんが、基本はこれくらいあれば良いと思います。

下地処理サーフェイサー

サーフェイサー
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人物にはホワイトのサーフェイサー・ガンプラ系にはグレーのサーフェイサーを使うのが一般的なようです。

私の場合は初心者のくせに最初に購入したままのグレーを使っています。

ホワイトの方が発色は良いと思うのですが、グレーしかないのでこれを使っていきます。

GSIクレオス 水性ホビーカラー スターターセット+カラー買い足し分

水性ホビーカラー
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初めて使う水性ホビーカラーなので、スターターセットを購入しました。

基本色や皿、スティックの入ったスターターセットと、他にグリーン、ブルー、クレー、オレンジカラーなど買い足しました。

水性塗料なので安全性は高く、初心者に向いています。

筆塗りやエアーブラシにも使えて、仕上がりはツヤが出てピカピカになり塗膜は丈夫です。

人物を塗るのにツヤツヤになってしまうので、仕上がりイメージが湧きづらいかもしれません。

塗り段階でムラや泡ができやすいので、水彩絵の具などで画用紙に色を塗るのとは違い慣れていくことが必要です。

水性ホビーカラー薄め液

水性塗料うすめ液
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画像は250mlですが水性ホビーカラー薄め液を、塗料を薄めたり、筆洗いにしたり、エアブラシの洗浄液(目詰まり防止)としても使いますので、大きいボトルを購入するくらいが丁度良いです。

塗料自体は水性なので、塗料を薄めたい場合は水で薄めるこも可能です。

ただ薄め液を使うことで、乾くのが早くなったり、固まった塗料を溶かして修正なんかもできるので、あった方がかなり便利です。

ナイロン筆・極細筆

とりあえず、ナイロン筆を使います。

かなり細い毛で弾力もあるので、使いやすいです。

使い始めはかなり緻密なラインを引けたりもします。

使っているうちに毛が抜けたり、ボサボサになってくるので、使い捨て感覚です。

【50本セット】細筆ブラシ(小) 使い切りタイプ

顔の目の部分の細くて繊細なペイントや模様を描くときには細い筆の使い捨てセットを使いました。

意外と繰り返し使えるので、洗って保管もできます。

充電式エアブラシ

エアブラシ

エアブラシはムラなく塗ったり、綺麗なグラデーションが表現できるので、あると便利です。(リンクは同型最新バージョンです)

充電式で安価なものでも慣れていない今の私には必要十分だったりするので、こちらを愛用することにします。

充電式なのでコンプレッサーなどの大掛かりな装備が必要ありません。

満充電で45分間の連続使用が可能なので、趣味で使う分には十分です。

とはいえ、色の変更をする場合は洗浄して、塗料を入れ直すので、かなり面倒ではあります。

目詰まりをしてしまうと使えなくなってしまい、買い替えになるので、お手入れは忘れないようにして、長く愛用したいです。

艶消し保護スプレー

基本的には着色完成後の最後の仕上げに吹きかけて全体のツヤを消して落ち着かせます。

薄い膜になるので、表面を保護する役割もあります。

使い慣れた方は途中で使って、その上からまた塗装したりと使い方は様々あるようです。

あまり分厚く塗り重ねると、シャープなラインがぼやけて見えてしまったりするので、塗りすぎに注意です!

それではいよいよ着色作業を開始します。

着色する前に下地処理スプレーを吹く(サーフェイサー)

サーフェイサー

サーフェイサーをパーツ全体にまんべんなく吹きかけます。

泡になってしまった部分は乾いてしまう前に筆などでつぶして表面を整えます。

誤って購入した(笑)ラッカー系なのでかなりシンナー系の匂いもするし、換気をよくしましょう。

ラッカー系だと、下地の色がにじみ出てくることもないので、その点では安心でしょう。

乾燥すればいよいよ塗装です。

塗料は薄く重ね塗りするのが基本

重ね塗り

水性塗料は筆で塗ってみると分かりますが、半透明です。

薄く伸ばしながら塗っていき、乾いたらまた薄く塗り重ねていくと、ムラがなくなっていきます。

乾かないまま塗るとムラの元なので、乾かしてから塗る、という鉄則を守りましょう(守れなかった人です笑)

着色は筆塗りとエアブラシを組み合わせる

筆塗り

エアブラシが1本しかないので他のパーツを塗って乾かしている間に塗料に慣れるために筆塗りをしていました。

エアーブラシ

エアブラシでの着色は、吹いてどんな色になるのかとか、特に濃度がどうなるかが分からないまま吹き付けることになります。

もっと薄い方がよかった、濃い方がよかった、思っていた色と少し違った、など、そういったところが難しいし、扱いづらいところだと思います。

しかし、ムラなく綺麗に塗れるところは素晴らしいです。

肌・ビキニ、ブーツ下地・髪・台座を同時進行

虎模様
虎模様
台座

全体的にエアブラシで肌色に塗って、それ以降はすべて筆塗りで塗り重ねていきます。

一色を塗ったら乾かしている間の10分~15分に違うパーツを塗るようにして、ローテーションさせていました。

色々と模索しながらなので、変な色付けをしてしまったり、塗り直したりを繰り返しました。

髪
髪
髪

髪の色もグリーンにしたり、青にしたり、黒っぽくなったりかなり迷走していました笑

思い切ったグラデーションも出来ず、なかなか難しいです。

顔のペイント

顔のペイント
目の筆入れ
目の筆入れ

目のペイントは最も緊張する場面です。

手のさじ加減で微妙な顔になったりします。

いきなり黒は使わず、白目を塗ったらアイラインの色で薄く下塗りをします。

目の輪郭を仮に描いて瞼の下の影色や、目の中の色も入れていきます。

絵を描くのとは逆順で描くので、難しいというか、面白いというか、新鮮な感覚です。

目の筆入れ
目の筆入れ
目の筆入れ

目の下塗りが完了したら、いよいよスミ入れです。

さらに緊張の一瞬。

息を止めながら、慎重に描いていきます。

失敗したら、薄め液を含めた綿棒でさっとふき取り、描き直します。

最後にホワイトでハイライトを入れて目は完了です。

肩や手先はピンク系のドライブラシで叩く

ドライブラシ
ドライブラシ

ドライブラシは、乾いた筆に薄めた少量の塗料を乗せて、ティッシュペーパーなどに叩いて、塗料がカサカサになるくらいにします。

筆をパーツにトントン軽く叩きながら、淡く色付けをしていきます。

目じりから頬にかけてのライン、肩、肘、膝、手足の先のほうにグラデーションががったようにほんのり色付けていきます。

仕上げにエアブラシでホワイトカラーでハイライトを入れる

ハイライト

薄めのホワイトカラーをエアブラシで台座全体に吹き付けます。

髪にもハイライトとして吹きました。

全体的に主張しすぎないパステルカラーになり、うる星やつらの世界観に合う柔らかい雰囲気になりました。

艶消しスプレーを全体に吹き付ける

つや消し処理

仕上げに艶消しスプレーを全体に吹きかけて、乾燥したら組み立てて完成です♪

完成♪

水性ホビーカラーでの塗装は初めてで、何かと大変ではありましたがひとまず完成です!

普通の絵の具とは違う塗料、エアブラシもあまり効果的に扱えなかったことや、疲れ果ててしまって髪の色をどうにもできなかった悔しさはありますが、どんな形であっても完成させることが出来ました。

初めて扱う材料や道具に触れて、小さなチャレンジとなりました。

【おまけ】無料で使えるデジタルイラストツールを紹介

アイビスペイントでイラスト

ショート動画はスマートフォンでの投稿でたまたまサムネイルが真っ黒(涙目)ですが動画にもできました。

イラストもスマートフォンでサクッと5時間程度で描いています。(フィギュアでのモヤモヤを解消笑)

フィギュアを作る際の下絵やキャラクターのイメージ画像なども書きつつ、イラストも同時に上達していこうという目論みです笑

お絵描きアプリアイビスペイント ibisPaint(無料・アプリ内課金あり)

https://ibispaint.com/product.jsp←ダウンロードサイト

アイビスペイントはWindowsパソコン、iPhone/iPad/iPod touch、Androidスマートフォン/タブレットに対応しています。

最大の画素数は小さめなのですが、その分アプリが重くなりにくく、ストレスが少ないです。

無料版でも必要十分な機能が搭載されており、ラインスタンプ製作・出来上がりまでの工程を動画でダウンロードできたり、本格的なイラストも製作可能です。

無料版でも有料プランで使えるツールも広告を視聴すれば一時的に使えるので、有料プランに入る必要もないくらい便利です。

最後に

ラムちゃんのフィギュア作り、なんと6回に分けてお伝えすることになりました。

ここまでお付き合いくださりありがとうございます♪

フィギュア造形や着色の難しさ、楽しさ、上達していく嬉しさ、うまくできない悔しさ、様々な感情と経験を重ねつつ、これからも色々楽しみながら作っていきたいと思います!

次回は可愛いラムちゃんから一転して、「呪術廻戦」のナナミンこと七海健人を作っていきます!(粘土素材も変えます!)

これからも自作フィギュア製作を応援していただけると嬉しいです♪

Picture of 記事を書いた人:うりねこ

記事を書いた人:うりねこ

50代から突然、粘土でのフィギュア作りにハマる。アニメなどの登場キャラクターなどを様々な種類の粘土で作りながら試行錯誤中。制作過程をサイトやYouTubeで発信している。猫と一緒に住んでいる。

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